ネコちゃん図鑑

エキゾチック・ショートヘアーExotic Shorthair
生まれた国:アメリカアメリカ
  • エキゾチック・ショートヘアー
  • ネコちゃんの個性

    エキゾチック・ショートヘアー

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  • 特徴

    体重
    3~5kg
    毛質
    やや長めの短毛種
    毛色
    ホワイトやブルー、クリーム、レッドなど各色のタビー、バイカラーや三毛、スモークなど、あらゆる毛色がある。
    目色
    さまざまな色がある。
性格
ペルシャ譲りの性格と持った、エキゾチックショートヘア。おっとりとして穏やかで、落ち着いた性格です。家族が好きで、抱っこされることも好みます。常にそばにいたがる甘えん坊な性格ですが、そこまで依存心はありません。子どもやほかのペットともうまく付き合うことができます。基本的には穏やかな性格ですが、交配をしたアメリカンショートヘアの影響で、ペルシャよりも活発なところがあります。ネズミ捕りなどのハンティングを積極的にやろうとするのも、アメリカンショートヘアの影響と言えるでしょう。
日常のお世話
短毛種であるエキゾチックショートヘア。被毛の手入れはそこまで手間はかかりません。1日1回くらいを目安に、軽くブラッシングやコーミングをしてあげると良いでしょう。活動的な部分もある猫種ですので、キャットタワーにも積極的に登ってくれます。ペルシャの体型の特徴を引き継いでいるエキゾチックショートヘアは、運動能力はそこまで高くありません。しかし、アメリカンショートヘアの影響で活発なところがあるので、高い所に上ったのに降りて来られなくなるなど、不器用さも多く見られます。特に活発に動き回る若猫のうちは、事故が起きないように気を配ってあげましょう。また、ペルシャ同様に太りやすい傾向があるので、食事管理をしっかり行うようにしましょう。
歴史・起源
エキゾチックショートヘアは歴史が浅く、日本ではまだまだめずらしい猫種。作られるようになってからまだ50年程度しかたっていません。ペルシャやバーミーズ、ブリティッシュ・ショートヘアといったポピュラーな猫種をかけあわせており、静かで落ち着いた性格であることから、究極の抱っこ猫として愛されています。エキゾチックショートヘアの繁殖が始まったのは、1950年代。2つの目的で行われるようになった繁殖ですが、そのひとつめは、アメリカンショートヘアの毛色を持ったペルシャを作ろうという計画でした。なかなかうまく行かなかったペルシャとアメリカンショートヘアの交配。アメリカの繁殖家であるジェーン・マーティンは、この2種のあいだに生まれた短毛の子猫たちに注目して、新しい猫種なるよう働きかけました。その結果、1966年にアメリカのCFAに登録。その当初は、スターリングという名前で、銀の毛色のみとされていましたが、他の毛色も生まれるということから、エキゾチックショートヘアという現在の名前に変更されています。交配されたもうひとつの目的は、同じ時期のアメリカで行われていたもの。茶色い毛のペルシャを作ろうという計画で、キャロライン・バッセイという繁殖家が、ペルシャとバーミーズを交配させていたのです。この2種の間に生まれた子猫は、黒っぽい毛色ばかり。茶色のペルシャを作ろうという計画は失敗しましたが、その子猫たちの可愛らしさに、バッセイはもしかしたらこの子猫たちが多くの人に愛されるかもしれないと考えました。倫理的にも新しい品種として登録したいと考えたバッセイは、エキゾチックショートヘアとしては、バーミーズとペルシャから生まれた子にアメリカンショートヘア以外の猫種を交配することは認められない、という考えを広めていきました。こうした流れで、1975年までエキゾチックショートヘアは、猫種を品種として確立させながら、多様な遺伝子を保存してきたのです。まだ新しい猫種であるため、現在もまだ長毛の猫が生まれてしまうことがあります。この長毛の猫は、「エキゾチックロングヘア」として認定している団体や、ペルシャとして認定する団体などさまざまで、それぞれ規定が異なっています。
気をつけたい病気
多発性のう胞腎、尿路結石、眼瞼内反症・流涙症・白内障などの眼病、肥大型心筋症などの心臓病、ホワイトの多い個体では遺伝性難聴、熱中症

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