PET SHOP COO & RIKU

健康状態

スキンシップと日々のチェックで、
正常な状態を把握

ネコちゃんもヒトと同じく、いつ病気になるか分かりません。病気や不調をいち早く発見するために日頃からスキンシップをとり、『その仔にとっての正常な状態はどのような状態なのか』をしっかり把握してあげてください。今までと少しでも違う部分があれば、どのような症状がどのくらい続いているのかを詳しく書いておきましょう。不安を感じたら、すぐに担当店舗へご相談下さい。

チェック項目

食事チェック

ごはん = 食べた量、食べ方
お水 = 飲み方、量・回数

ネコちゃんにとってごはんは病気予防にも関わる大事な時間です。ごはんを食べなかったり、水を飲む量が少ないときなどは注意した方がいいでしょう。

睡眠時間チェック

睡眠 = 1日12~16時間
※成猫は14~16時間、仔猫は20時間

猫は夜行性と思われがちですが、「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」といい早朝と夕方がゴールデンタイムで活動が活発になります。

排泄物チェック

尿 = 量・色・回数・ニオイ
便 = 量・色・回数・硬さ
嘔吐物 = 量・内容・回数

体調の変化は、排泄物(特に尿や便)の変化として表れやすいものです。環境の変化によるストレスなどでも便がゆるくなったりします。

ボディチェック

= 目ヤニの有無、
開き方、色
= 鼻水の有無、しめり方
= ニオイ、色、
歯石の有無
= ニオイ、汚れ、
かゆがりの有無
皮膚被毛 = フケ・脱毛の有無、
かゆがりの有無
陰部・
おしり
= フケ・脱毛の有無
手・足 = 爪・肉球
背・
あばら
= 太りすぎ・
痩せすぎの確認

動作チェック

目・耳の動き
歩き方・座り方・鳴き方


注意すべき症状

水様便や血便

免疫力低下により、細菌などが異常繁殖する場合があります。悪化し症状が続くと低血糖や脱水症状を起こし、ぐったりしていて元気がなくなってきます。

嘔吐

嘔吐が続くときは、低血糖や脱水症状になりやすく非常に危険な状態です。


応急処置方法

低血糖

症状
歯茎が白い、ぐったり、
ケイレン、ロ内温度の低下。
処置
高カロリーの当社推奨の栄養剤をなめさせる。(ない場合は、ガムシロップでも可)

脱水

症状
目がくぼんでいる。背中の皮膚を引っ張ると、戻りが悪い
処置
スポーツドリンクを10分の1程度に薄めて飲ませる。