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Coo&RIKU グループの繁殖施設に関する一部報道について

 

2023年10月13日
有限会社Coo&RIKU

Coo&RIKU グループの繁殖施設に関する一部報道について


 昨日、弊社および弊社グループが運営する繁殖施設に関して一部報道がございました。ご心配をおかけしております弊社店舗ご利用のお客様、取引先等関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

 弊社繁殖施設の一部において、過去にゴキブリが発生した事実は確かにございました。これにつきましては、発覚後速やかに害虫害獣駆除会社に委託することで当時解決されており、現在まで記事にあるような事例は発生しておりません。

 弊社内部資料として掲載されていた弊社繁殖施設において死亡率(死産を含む)が最も高かった月で 3 割を超えていたとの内容について、弊社繁殖施設の中には確かに記事文中の死亡率と該当する施設がございました。これは業界としても決して低い数字ではないと弊社も認識しており、当時、獣医師を含めて改善チームを組成し、新たな設備投資を行う等して対応してまいりました。その後も飽くなき改善には取り組んでおり、当該繁殖施設における今年の死産を含む死亡率は平均 19.0%(2023 年 1 月から 8 月)となっております。また、犬の施設全体では今年の死産を含む平均死亡率は 18.4%(同期間)とな っています。平成 28 年 1 月 5 日付けの環境省自然環境局総務課長から 各都道府県・指定都市 ・中核市動物愛護管理主管部(局)長あて「第一種動物取扱業者に対する監視、指導等の徹底について(犬猫 等健康安全計画の遵守)」によれば、犬の繁殖における死亡率(死産を含む)は、オーストラリア 18.5%、ノルウェー24.6%、フランス 29.3%となっており、弊社はこれらの死産を含む死亡率をベンチマークし、さらなる改善に努めてまいります。なお、弊社が運営するペットショップ Coo&RIKU においての死亡率(死亡頭数 / 月末在社頭数)は、0.79%(同期間)で推移しております。

 一方で、「職員が手にするタオルで時に首を押さえつけられて、交尾を無理強いされる」などのような記事登場人物の発言については、弊社繁殖施設で勤務する全ての従業員に確認も取った上で、そのよ うな事実は過去も含めて一切確認されず、事実に反する内容をあたかも真実かのように掲載されたことについては強い憤りを感じております。犬の交配方法について申し上げますと、弊社に限らず、保定補助の交配は広く知られた技法でございます。そのことを弊社繁殖施設が「押さえつけ」「交尾を無理強い」などの表現を記事で用いることは極めて偏った報道であると弊社は考えております。加えて、相性の合わない交配について弊社では人工交配という技法にて対応しております。また、現在、器物破損や 保険金不正請求の疑いで捜査または立入検査を受けた会社を弊社と比較して報じている内容について は、弊社の名誉を著しく毀損するものとして、訂正記事を求めるなど強く抗議してまいります。

 弊社店舗をご利用のお客様、取引先等関係者の皆様におかれましては、上記の通り弊社の現状について報告させていただき、弊社の至らぬ点は引き続き改善していくことでより良い企業へと成長してまいりますので、どうか今後とも弊社の取り組みを温かくお見守りくださいますよう、お願い申し上げます。

 

(参考資料)
「第一種動物取扱業者に対する監視、指導等の徹底について(犬猫等健康安全計画の遵守)」
平成 28 年 1 月 5 日 環自総発第 1601051 号
https://www.env.go.jp/council/14animal/y140-42/900435217.pdf

【弊社繁殖施設の取り組み紹介】
https://www.pet-coo.com/trust/facility/

【Coo&RIKU Annual Report – 世界各国から見る(犬の)出産時における死亡率について】
https://report.pet-coo.com/archives/129