アイリッシュセッターIrish Setter
生まれた国:アイルランド
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:25~30kg メス:23~28kg
- 毛質
- 光沢のある長毛
- 毛色
- 光沢のある長毛 チェスナット(栗色)と言われるマホガニーレッド
- 大きさ
- 体高
- オス:64~69cm メス:55~62cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- アイリッシュセッターは、社交的で、家族を喜ばせることが大好きな性格。ほかの人や犬との争いを好まない、温和で優しい犬です。家族と常に一緒に行動したがります。のでいつでもつかず離れずの距離でそばにいます。
体力が旺盛で、心身ともにたくましいアイリッシュセッター。感受性が強いわりには、細かいことには動じません。猟犬にふさわしい性質です。そのため、外で猫などの小動物に出会うと態度が変わり、追いかけようとすることがあります。 - 日常のお世話
- もともと猟犬だったアイリッシュセッター。山の中を歩き回っても疲れないくらいの体力がありますので、運動量が豊富です。1日1時間の散歩でも足りないかもしれません。飼う前に、運動欲をしっかり満たすことができるかを考えるようにしましょう。
散歩中、猫などの小動物を見つけたら、走り出して追いかけようとすることがあります。体力のある犬なので、制止できる人が散歩に行くようにしてください。
長毛ですがシングルコートなので、寒さに弱い犬種です。冬場は暖かい室内で過ごさせるようにしましょう。この長めの被毛は、お手入れはそこまで大変ではありません。抜け毛を取り除くため、週に数回程度、ブラッシングをしてあげるようにしましょう。
服従心が強いアイリッシュセッターは、しつけは比較的しやすいとされています。子どもの遊び相手になることもできますが、そのためにもしつけでコントロールできるようにしておきましょう。 - 歴史・起源
- もっとも古いセッター種とされている、アイリッシュセッター。名前の通り、原産地はイギリス・アイルランド地方で、その歴史は15世紀まで遡ります。
アイリッシュセッターは、その土地にいたスパニエルやアイリッシュテリア、イングリッシュセッター、ゴードン・セッター、ポインターといった猟犬やテリアを交配して誕生したと言われています。当時のアイリッシュセッターは、赤と白が混じった毛色をしていました。
今も、原産国であるイギリスやヨーロッパなどでは、現在のマホガニーレッドの単色以外に、このレッド&ホワイトも認められています。現在の毛色は昔から時々生まれていたようですが、19世紀初めにアイルランドで固定されましたと言われています。
初期のアイリッシュセッターは、祖先犬たちと同じような首の長さでした。しかし、19世紀頃からドッグショーに参加し始めると、首がすらっとしたアイリッシュセッターの評価が高まったため、徐々に首の長い個体が選択されていきました。その後の1886年になって、イギリスでスタンダードが作成されています。
それから現代まで、アイリッシュセッターはドッグショーで華麗な姿を見せるだけでなく、猟犬としての改良も続けられています。このような繁殖家の努力によって、ショーとフィールドの両方でチャンピオンを取る、優れたアイリッシュセッターも作出されるようになりました。 - 気をつけたい病気
- 進行性網膜萎縮症、股関節形成不全、胃捻転、皮膚疾患、てんかん、肥大性骨形成異常、血友病
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