グレートデンGreatDane
生まれた国:ドイツ

-
ワンちゃんの個性
-
特徴
- 体重
- オス:48~56kg メス:45~54kg
- 毛質
- なめらかな手触りの短毛
- 毛色
- フォーン&ブリンドル、ハールクイン&ブラック、ブルー
- 大きさ
- 体高
- オス:76~81cm メス:71~76cm
-
ワンちゃんの適性
- 性格
- 体の大きなグレートデンですが、性格は優しく穏やかで、友好的です。飼い主にとても従順で、子どもや高齢者とも仲良くすることができます。家族以外に対しては、やや控えめながらも、気を配って接する犬です。
しかし、本来は気迫あふれる性格なので、ほかのオス犬と接するときには注意が必要でしょう。
堂々とした威厳ある姿のグレートデン。慣れた自宅でリラックスしている場面では、不器用でひょうきんな一面も見せてくれます。 - 日常のお世話
- 体格の大きなグレートデンは、十分な飼育スペースと運動量が必要になります。生後10ヶ月くらいまでのうちは骨格が未完成なので、あまり長時間の運動をさせると、体型に異常が出てしまいます。幼犬期は広い場所で自由に運動できるようにして、成犬になったら十分な運動をさせてあげましょう。しつけは小さいうちから、しっかりと行ってください。
また、飼育費用もかなりかかります。体が大きいぶん食費がかさみますし、医療費も小型犬の10倍以上にはなると思われます。人間の家族が1人増えるくらいの覚悟でいた方が良いでしょう。飼い始める前に、費用面では十分な検討が必要です。
被毛に関しては、短毛で手入れは楽です。短時間のブラッシングを毎日行う程度で良いでしょう。 - 歴史・起源
- ドイツを代表する犬であるグレートデン。この名前は、「大きな」「デンマークの」を意味しますが、原産国ドイツでは「ドイチェン・ドッゲ」が正式名称となっています。
グレートデンの祖先はマスティフだったのではないかと推測されており、400年以上前からイノシシ猟に使われていたとされています。この当時はボア・ハウンドと呼ばれており、マスティフとドイツの土着犬が交雑して、飼育の目的や毛色などに応じてタイプが分かれていったようです。猟犬や軍用犬など、グレートデンはさまざまな場所で活躍していました。特に、体が大きかったために、イノシシなど大きな害獣を駆逐するのに一役買っていました。
ドイツでグレートデンのスタンダードが決められたのは、1880年の事。このときに、ドイチェン・ドッゲという名前がつけられましたが、ドイツ以外の国ではグレートデンの名前が使われることがほとんどです。
現在では世界中に愛好家がいるグレートデン。広い住宅を持つアメリカでも広く受け入れられ、2013年の犬の飼育頭数ランキングでは、16位にランクインするほどです。日本に入ってきたのは明治時代。洋犬としてはわりと早く、土佐犬などの改良に使われていたそうです。 - 気をつけたい病気
- 胃捻転、股関節形成不全、肥大性心筋症、白内障、肘関節形成不全、骨肉腫、緑内障、フォンウィルブランド病
※投稿にはお時間がかかります。あらかじめご了承下さい。
我が家のワンちゃん・ネコちゃんの情報を投稿する