サモエドSamoyed
生まれた国:ロシア
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:25~32kg メス:25~32kg
- 毛質
- まっすぐで硬い長毛
- 毛色
- ホワイト、クリーム、ホワイトにビスケット色
- 大きさ
- 体高
- オス:50~60cm メス:50~60cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- サモエドは、優しくて穏やかな性格。活動的で知的なところもあり、人に対しても犬に対してもフレンドリーに接することができます。辛抱強く落ち着いているので、子どもの遊び相手にもなれます。訓練はよく覚えることができますが、人見知りをしない犬なので、番犬としてはあまり役に立ちません。
- 日常のお世話
- とても体力があって、遊びが好きなサモエドは、かなりの運動量が必要です。散歩は毎日1時間以上は行いましょう。暑さには少し弱いので、夏は朝夕の涼しい時間に運動させるようにしてください。ドッグランなど、広い場所での運動も取り入れましょう。
サモエドの被毛はダブルコートで、換毛期には多量の抜け毛が見られます。週に2~3回はブラッシングやコーミングを行ってください。爪は短い状態を保つようにし、歯や耳の手入れもしてあげましょう。
従順な性格なのでしつけはしやすく、留守番もすることができます。しかし、遊び好きな性格のため、退屈になるとイタズラをしてしまうかもしれません。小さい頃から服従訓練をしっかりと行い、散歩以外にも遊ぶ時を作ってあげましょう。" - 歴史・起源
- 真っ白な姿が特徴的なサモエドは、ロシアのツンドラ地方で、遊牧民のサモエド族と暮らしていた犬。トナカイの牧畜犬や、クマ狩りの猟犬、ソリ犬など多くの場面で活躍し、サモエド族を支えてきました。サモエドの別名はシベリアン・スピッツで、性質や体型、被毛など、スピッツらしい特徴を引き継いでおり、ほかの犬種からの影響が少ない原始的な犬です。
19世紀にイギリスに持ち込まれたサモエドは、繁殖と改良が進められていきました。当時は今のような真っ白な個体だけではなく、黒やブラウンなどの被毛の個体もいたそうです。しかし、イギリスでは白い被毛が好まれたため、選択繁殖を繰り返した結果、白いサモエドばかりになっていきました。
1909年には、犬種として最初のスタンダードが作成され、1912年にはイギリスケンネルクラブで公認されました。サモエドは現在でも、北極や南極ではソリを引く犬として活躍しています。
日本では、このサモエドにジャーマン・スピッツを交配して日本スピッツが誕生し、一時人気となりました。しかし、ジャーマン・スピッツの騒々しさを受け継いでいたために人気は低下し、近年ではサモエドの方が人気が高まっています。 - 気をつけたい病気
- 股関節形成不全、胃捻転、進行性網膜萎縮症
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