サルーキSaluki
生まれた国:中東
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:20~25kg メス:20~25kg
- 毛質
- 絹糸状でなめらかな短毛。耳と尻尾の裏に長い毛がある
- 毛色
- ホワイト、クリーム、フォーン、ゴールド、レッド、青灰色とタン、トライカラー、ブラックタンなど
- 大きさ
- 体高
- オス:58~71cm メス:58~71cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- 穏やかで落ち着いた、友好的な性格をしたサルーキ。飼い主や家族にはよく慣れて、忠実な犬です。意志が強く利口で、人にもほかの犬にもあまり媚びるようなことはありません。臆病で神経質な面もあり、知らない人や犬が苦手です。狩猟本能を持っているので、長い時間運動するのが好きなサルーキですが、家の中で家族とゆっくり過ごすのも好きです。
- 日常のお世話
- 運動することが大好きなサルーキ。散歩は1時間以上の散歩を1日2回は行ったほうが良いでしょう。サルーキは走るのが速く、いったん走り出すとなかなか止まりません。遠くにいる小動物に反応して、短時間の間に遠くまでダッシュしてしまうこともあります。散歩のときは、リードを必ずつけましょう。週に1度程度は、ドッグランなどで思いきり走り回らせてあげてください。
走り出したサルーキを呼び寄せるためには、しっかりとした訓練が必要です。神経質な性格をしていますので、力づくで教えるのではなく、根気強く優しく接してあげてください。
サルーキは体脂肪が少ないために、寒い季節はあまり得意ではありません。冬の間は散歩の時間や気温に注意し、衣類などで体温調整をしてあげましょう。
サルーキの被毛は長毛のシングルコートで、抜け毛もそれなりにあります。細い毛質をしていて絡みやすいので、普段は濡れたタオルなどで拭いてあげて、週に1~2回はブラッシングやコーミングをしてあげましょう。 - 歴史・起源
- サルーキは、とても歴史の古い犬種。現存しているすべての犬種の中でもっとも古い犬で、古代エジプト王室で珍重されていたと言われています。
それを示すように、紀元前6000年を超えるスメル王国の遺跡からは、サルーキそっくりな犬の彫刻が見つかっています。また、紀元前2100年頃のファラオの墓からは、サルーキと思われるミイラも発掘されているほど、その歴史は古いのです。
当時の中東では、犬は不浄の動物として扱われていました。しかし、王室で飼育されていたサルーキは、アラーの神からの使いである特別な犬とされていて、人間と一緒に埋葬されることを許されていたのです。
12世紀ごろにはヨーロッパに渡り、16世紀初めに描かれたとされるドイツのハインリッヒ4世の肖像画には、サルーキと見られる犬が描かれています。
そんな古い歴史を持つサルーキは、砂漠にいる鹿やガゼルを狩るための猟犬などとして活躍してきた犬。時速70km以上で走ると言われているくらい足がとても速く、目で獲物を追う視覚型の「サイトハウンド」の1種として部類されています。別名、ガゼルハウンド、ペルシアン・グレーハウンドとも呼ばれています。
サルーキはその長い歴史の中で、中東のそれぞれの地域に住む部族に飼育され、その土地で行われる猟に合わせて発展していきました。アメリカで行われたDNA分析によると、サルーキはオオカミにもっとも近いということがわかっていますが、遺伝的に似た点を持つ古い犬は、中東やヨーロッパに多く点在していると言われています。
それぞれの地域に合う形で交配が行われてきたサルーキ。それぞれ発展した形で特徴が固定化されたため、同じ犬種でも地域的な特色があるという状態になりました。そのすべてのバリエーションをまとめてスタンダードが作られたのは、1923年のこと。同年にイギリスケンネルクラブに登録され、1927年にはアメリカンケンネルクラブにも登録されました。 - 気をつけたい病気
- 皮膚病、肥大性心筋症
我が家のサルーキ情報
♂で15kgと少し小さめのサルーキが居ます。
基本おっとりしてます。
家ではソファか、丸まったらほぼ同じサイズくらいの小さいワンコベットに丸まって寝ています。
ただいまをすると真っ先に飛びついて来てくれて(恐らく躾的にはNGだろうけど可愛くて許しちゃいます)、普段は吠えないけど玄関からの物音で吠えます。家の中でマーキング癖が治らず家の中ではオムツ着用必須。もう治らないのかな…笑
※投稿にはお時間がかかります。あらかじめご了承下さい。
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