シャーペイSharPei
生まれた国:中国
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:25~30kg メス:18~25kg
- 毛質
- 短毛
- 毛色
- ホワイト以外全てのソリッド・カラー
- 大きさ
- 体高
- オス:46~51cm メス:46~51cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- 冷静で落ち着いた性格をした、シャーペイ。あまり感情を表に出さず、飼い主以外の人や犬には懐こうとはしません。家族に対しては誠実で愛情深く、明るくふるまい、子どもともよく遊びます。しかし、仲間と認めていない相手には警戒心や闘争心を持つことがあります。悲しそうな表情にも見えてしまうユニークな見た目が、目を引く犬です。
- 日常のお世話
- やや大きめの中型犬であるシャーペイは、体力があります。散歩は1回30分~1時間を毎日2回程度行いましょう。十分な運動は、ストレス解消にもつながります。
分厚くたるんだ皮膚が特徴的なシャーペイ。皮膚のシワの間に汚れや皮脂がたまりやすいので、タオルなどで丁寧に拭いてあげましょう。被毛の手入れは、ブラシやタオルでマッサージする程度で大丈夫です。
シャーペイは暑さにとても弱い犬種で、屋内での飼育の方が向いています。夏は特に室温調整を心がけましょう。
もともとは闘犬として繁殖されてきた犬なので、闘犬らしい気質が残っています。頑固で自立心も強いので、しつけはしにくいです。小さいうちから根気強くトレーニングを行い、社会性を身につけさせましょう。いったん仲間と認めれば、子どもやほかのペットに対しても愛情深く接します。しかし、あまりしつこくかまわれると攻撃してしまうこともあるので、家庭内でも注意するようにしましょう。 - 歴史・起源
- 中国原産のシャーペイ。その名前は、中国語で「砂のようなザラザラした皮」という意味を持ちます。その歴史は古く、紀元前200年頃には中国南部の広東省に存在していたと考えられています。最初の記録として残っているのは、1200年代のもの。外見から、マスチフ系の犬が近縁にいるのではないかとも指摘されており、体重は40~70kgだったとも言われています。舌の色が青いことが共通していることから、チャウチャウが祖先という説もあるそうです。
シャーペイは闘犬や番犬として使われていたほか、食用肉としても飼育されていました。その独特のたるみは、闘犬として有利に働いていたのです。
1949年になると、中国は思想統制を始めました。その中で、犬を飼育することは贅沢であるとされ、多くの飼い犬が処分されることとなりました。犬の命だけでなく、犬に関する記録も処分されてしまったため、シャーペイをはじめとした中国生まれの犬たちは歴史が不明となってしまったのです。
思想統制が及んでいなかった香港で、シャーペイはわずかに生存していました。このときの数は60頭程度だったそうです。この状況を憂いた香港の繁殖家は、1973年に世界中に向けて、シャーペイの置かれた現状を訴えました。それにアメリカの繁殖家が反応し、シャーペイを輸入して繁殖を始めたのです。その翌年にはアメリカンケンネルクラブに犬種として認定。1978年には、「世界で最も珍しい犬」としてギネスブックに紹介され、たくさんの人に知られるようになりました。
シャーペイは現在では、その外見と明るい性格で、世界各国で注目されています。 - 気をつけたい病気
- 眼瞼内反症、股関節形成不全、皮膚病、膝蓋骨脱臼、外耳炎
我が家のシャーペイ情報
シャーペイは滅多に吠えません。
抜け毛は結構あります。換毛期は掃除が追いつきません。
皮膚の清潔を保ってたら、匂いはそんなにしません。
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