ワンちゃん図鑑

シーリハムテリアSealyham Terrier
生まれた国:イギリスイギリス
  • シーリハムテリア
  • ワンちゃんの個性

    シーリハムテリア

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  • 特徴

    体重
    オス:9kg以下 メス:8kg以下
    毛質
    長毛種
    毛色
    ホワイト。時折、タンやレモン、バッジャーのマーキングが出ることもある
    大きさ
    体高
    オス:約28cm メス:約25cm
  • ワンちゃんの適性

    • ワンちゃんの適性
性格
テリア気質を十分に持っている、シーリーハムテリア。陽気で前向きな性格で、社交的。やんちゃで遊び好きな面も、頑固で負けず嫌い、ケンカを仕掛けられると応戦してしまうような面も持っています。
しかし、家族に対しては、とても愛情深くて忠実で。子どもとも仲良くすることができます。知らない人に対しては強く出ることもあり、そういった点は番犬に向いています。
日常のお世話
シーリーハムテリアは、比較的しっかりした体をしており、性格も活発なので、ストレスをためないためにも毎日運動する時間をとりましょう。30分以上の散歩を1日2回、ボールなどを使った遊びも入れてあげるといいでしょう。
被毛の手入れは、週に2~3回程度のブラッシングやコーミングを行ってあげてください。定期的にトリミングやストリッピングを行ってあげるのもおすすめです。
シーリーハムテリアの特徴として、やや頑固な性格であるため、しつけのしにくいところがあります。繁殖の過程で、少しずつ穏やかな性格になってきていますが、まだまだテリアらしい気の強さは残っています。
あまり甘やかしてしまうと、手に負えない性格になってしまうこともあるので、子犬の頃からほかの犬と接したりして、社会性を養う機会を作ると良いでしょう。また、無理やり力で抑えようとすると、反抗心をもたせてしまうかもしれません。毅然とした態度で、ダメなことはダメだときちんと示しましょう。
テリア種は、信頼する相手が喜ぶことを嬉しく感じます。上手く褒めながら育てていきましょう。
歴史・起源
シーリーハムテリアは比較的新しい犬で、犬種として誕生したのは1850年のこと。イギリスのウエールズ州にある、シーリハムに住んでいたJ・エドワーズ氏が、優れた能力を持つ猟犬を作ろうと、さまざまな犬たちの交配を始めたのがきっかけです。エドワーズ氏の所有していた土地にちなんで、シーリーハムテリアという名前がつけられました。
記録が詳しく残っていないので、どのような犬が用いられたのかは定かではありません。見た目や性格などから、ダンディ・ディンモントンテリアとワイヤーフォクステリアを基礎に、背中の短さと白い被毛はウェストハイランド・ホワイトテリア、闘争心の高さはブル・テリア、足の短さはウェルッシュ・コーギー、といった犬が交配されたのではないかとされています。
エドワーズ氏は、交配を重ねていくにあたって、徹底した間引きをしたと言われています。子犬のうちに、闘争心の高さを試すテストを行い、弱いと判定した犬は容赦なく処分したとそう。そういった個体の間引きを30年以上にわたって行い、シーリーハムテリアはとても猟欲の強い犬となっていきました。この気質を持って、キツネやカワウソ、アナグマなど自分より大きな動物にも果敢に向かっていったため、猟犬として重宝されていました。
1891年にエドワーズ氏が亡くなり、シーリハムテリアの育種は変化していきました。シーリーハムテリアの愛好家であったフレッド・ルイス氏が繁殖を続け、1903年に初めてイギリスのドッグショーに登場。そのテリアらしい気質や特徴的な外見が評判を呼び、1911年に新しい犬種としてイギリスケンネルクラブに登録されています。
その激しいテリア気質を弱めて、より飼いやすい犬へと改良が続けられたシーリハムテリア。しかし、そのことに疑問を感じる繁殖家もいました。テリアらしいこの犬種の気性も特性として残すべきとして、この考え方に沿った繁殖は、現在もわずかですが、イギリス国内を中心に行われています。
気をつけたい病気
白内障・緑内障・水晶体脱臼・進行性網膜萎縮などの眼病、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの皮膚病、椎間板ヘルニア

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