ワンちゃん図鑑

ニューファンドランドNewfoundland
生まれた国:カナダカナダ
  • ニューファンドランド
  • ワンちゃんの個性

    ニューファンドランド

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  • 特徴

    体重
    オス:50~60kg メス:50~60kg
    毛質
    粗めくてやや長い毛
    毛色
    ブラック、ホワイト&ブラック、ブラウン
    大きさ
    体高
    オス:66~71cm メス:63~68cm
  • ワンちゃんの適性

    • ワンちゃんの適性
性格
ニューファンドランドは、穏やかでとても優しい性格。人間のことが大好きでフレンドリーなので、来客にも懐いてしまうほどです。子どもにもよく慣れるので、良い遊び相手になってくれます。とても家族思いで、常にそばにいて見守ろうとするのも特徴で、家庭犬向き。何かあると守ろうとしてくれる頼れる犬です。やや依存心が強めな面も持っています。
日常のお世話
大きな体をしたニューファンドランド。かなりの運動量が必要で、運動不足になりがちです。散歩は1日に2〜3時間、できるだけ多めの回数で行うようにしてください。もともと海難救助犬として活躍していたので、泳ぐことが大好きです。可能であれば、プールや海などに連れて行って、泳ぐ機会を与えてあげましょう。
ニューファンドランドの被毛は、長毛のダブルコート。しかも体が大きく体表面積が広いので、お手入れは大変です。最低でも週に2〜3回、できれば毎日入念にブラッシングやコーミングをしましょう。下毛は皮脂を含んでいて、手を抜くと毛がフェルト状になってしまい、ブラシやくしが通らなくなってしまいます。換毛期は抜け毛がかなり多くなりますので、手入れの大変さは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
寒い国出身のニューファンドランドは、暑い季節は苦手です。室温管理には注意しましょう。全身の毛を刈って風通しを良くするのもおすすめです。
ニューファンドランドは服従心が強く賢いので、しつけは難しくありません。ただ、やや依存心が強いので、自信を持つことができるように褒めて育てると良いでしょう。フレンドリーで警戒心は薄いので、番犬には向いていません。
歴史・起源
カナダのニューファンドランド島沿岸で誕生したとされている、ニューファンドランド。名前はその島の名に由来しています。日本では短く略した「ニューファン」、英語では「ニューフィ」とも呼ばれています。
このニューファンドランドの歴史は古く、祖先は地元に土着していたマスティフや、漁船などが持ち込んだレトリバーやグレートピレニーズと言われていますが、はっきりとはしていません。誕生した年代も、11世紀頃という説や17世紀頃という説などいろいろありますが、猟師の手伝いや海難救助犬として活躍していたということには変わりないようです。
18世紀から19世紀頃には、ニューファンドランドはイギリスに持ち込まれました。犬好きであったイギリス国民によってさらに繁殖が進められていき、イギリス周辺のヨーロッパ諸国にも広まっていきました。
その広まりの裏で、原産国であるカナダでは輸出頭数が増えてしまい、さらに飼育頭数が制限されてしまったことから、ニューファンドランドは絶滅の危機に瀕していました。そこで、輸出先であるイギリスで交配が積極的に行われ、そこで生まれた犬たちが北欧やアメリカへ輸出されていったのです。
ニューファンドランドの中でも、白と黒のカラーを持った個体はランドシーアと呼ばれています。これは、画家であったランドシーアという人が、白と黒の2色のニューファンドランドを好んで描いており、評判になっていたことによるもの。イギリス・アメリカ以外では、ニューファンドランドとランドシーアを別の犬種としていることもあるそう。
作曲家のワーグナーや、詩人のパイロンもかわいがっていたというニューファンドランド。現在でも、世界中で海難救助犬として活躍しています。
気をつけたい病気
大動脈弁下部狭窄症、肺動脈弁狭窄症、肘関節形成不全、股関節形成不全、胃捻転、離断性骨軟骨症、眼瞼内反症、眼瞼外反症、フォンウィルブランド病、白内障、てんかん

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