バセットハウンドBasset Hound
生まれた国:フランス
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:18~27kg メス:18~27kg
- 毛質
- 短毛でなめらか
- 毛色
- ブラックとホワイトとタンのトライカラー、レモンとホワイトのバイカラー
- 大きさ
- 体高
- オス:33~38cm メス:33~38cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- バセットハウンドは、とても温和で穏やかな性格。もとは猟犬ですが争いを好まず、友好的で辛抱強く、優しい犬です。子どもやほかの犬とも仲良くすることができますが、うさぎ狩りをしていた犬なので、うさぎなどの小動物は注意が必要です。マイペースで頑固な面があります。飼い主に対してはとても忠実で、番犬としても最適です。
- 日常のお世話
- 猟犬だったバセットハウンドですが、そこまで多くの運動量は必要としません。散歩は1日1時間程度で十分でしょう。しかし、体型が胴長なので、ヘルニアになりやすい傾向があります。小さいうちはしっかりと運動をして、筋力をつけておくことが大切です。
また、バセットハウンドは肥満になりやすいので、食事と運動のバランスを考慮することが必要です。運動不足は便秘などの原因にもなりますので、注意しましょう。
バセットハウンドの被毛は短毛なので、手入れは楽です。定期的にブラッシングを行い、抜け毛を取り除く程度で十分でしょう。シャンプーは、月に2~3回程度で大丈夫です。垂れ耳なので、耳の中はこまめに掃除してあげましょう。また、体や顔のシワには汚れが溜まりやすいので、シワの間はきれいな布などで拭いてあげてください。温厚な性格で賢いバセットハウンドは、しつけはそんなに難しくありません。しかし、何かに熱中しているときには飼い主の言うことが入りにくいこともあります。根気強く行いましょう。また、吠える声が大きいので、集合住宅で飼育する際には注意が必要です。 - 歴史・起源
- フランス原産のバセットハウンドは、嗅覚ハウンド犬。その名前は、フランス語の「バス(短い)」という言葉が由来です。バセットハウンドの誕生に関して、16世紀頃には存在していたという記録が残っています。その祖先は、ベルギーの寺院で飼育されていたセント・ヒューバードの子孫と言われていますが、バセットハウンドが胴長短足になった理由や時期などは分かっていません。19世紀頃には、同じくセント・ヒューバードが基礎となったブラッド・ハウンドが交配されたとされています。
18世紀後半から19世紀にかけて、貴族の間で楽しまれていた狩猟が、一般市民の間でも行われ始めました。貴族にとって狩猟はスポーツでしたが、一般市民にとっては生活のためのもの。一緒に歩いて山野へ入るのに、バセットハウンドがぴったりだったのです。飼い主と一緒に歩くことができ、獲物を見つけてもむやみに襲わずに待つという形で、ウサギ狩りを行っていました。
その後、1870年代になってバセットハウンドはイギリスに持ち込まれ、1882年にイギリスケンネルクラブに犬種として登録されました。1880年代後半頃からアメリカにも輸出されるようになり、1885年にはアメリカンケンネルクラブに登録。その人気は徐々に上昇し、ドラマや映画などに出演したり、アニメなどのキャラクターとして描かれたりするほどでした。
イギリスやアメリカでは家庭犬としてかわいがられていますが、原産国であるフランスでは、バセットハウンドは現在でもウサギやキジのなどの猟犬として活躍しています。 - 気をつけたい病気
- 前肢の関節の変形、離断性骨軟骨炎、眼瞼外反症、椎間板ヘルニア、緑内障、血小板の機能障害、胃捻転、外耳炎、脂漏性皮膚炎、膝膝蓋骨脱臼
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