ブリタニースパニエルBrittany Spaniel
生まれた国:フランス

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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:15~18kg メス:13~16kg
- 毛質
- 長毛でややウェーブがかかっている
- 毛色
- トイカラー、ブラックホワイト、ホワイト、レバーホワイト
- 大きさ
- 体高
- オス:48~50cm メス:47~49cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- ブリタニースパニエルは、優しくて友好的な性格。猟犬らしく自立心を持っていて、環境への適応能力に優れています。飼い主に対して愛情深く穏やかで、子どもともよく遊びます。あまり神経質さはなくおおらかで、辛抱強さも持っており、訓練も容易です。作業に熱心に取り組み、動作が機敏なことから、番犬にも向いています。
- 日常のお世話
- ブリタニースパニエルは、かなりの量の運動を必要とします。散歩や運動は、少なくとも1日1~2時間は行ってください。好奇心が強く、猟欲もあるので、ゲーム要素のあるスポーツなどを取り入れると良いでしょう。訓練性が高いので、ドッグスポーツや競技会などにも向いています。
運動量が少ないと落ち着かなくなってしまったり、閉じ込められた環境で飼育すると、無駄吠えをしたりしてしまいますので注意が必要です。また、ブリタニースパニエルは自立心が強いので、しつけや訓練はきちんと行いましょう。コミュニケーション能力を高めていくためにも、室内飼育で人間の近くで暮らすのが好ましいです。
ブリタニースパニエルの被毛はダブルコートですが、手入れはそこまで大変ではありません。週に数回、短時間のブラッシングを行えば十分です。汚れや臭いが気になったら、シャンプーをしてあげましょう。 - 歴史・起源
- ブリタニースパニエルは、17世紀頃にフランスの北部にあるブリターニュという森林地帯に住んでいた犬が祖先とされている犬。ブリターニュという土地が名前の由来となっています。この頃にフランスやオランダの絵画に登場しており、その姿からウェルシュスプリンガースパニエルと交配したのではないかとも推測されています。この当時から、鳥や小さな動物の狩りをする猟犬として、飼い主と暮らしていました。
19世紀になると、ブリタニースパニエルはイングリッシュ・セッターやイングリッシュ・ポインターなどと交配され、スパニエルらしい見た目が薄くなっていきました。このため、近年では名前から「スパニエル」を削除する国や団体も出てきています。
ブリタニースパニエルがフランスで犬種として認められたのは、1907年のこと。猟犬としての優秀さや落ち着いた性格、美しい見た目から人気犬種となりました。
1930年にはアメリカに輸出されるようになり、ここでも人気となったブリタニースパニエル。アメリカの繁殖家によって、よりアメリカの狩猟に合わせた形で改良が重ねられ、1934年にはアメリカンケンネルクラブにも登録されました。
アメリカ以外では、ブリタニースパニエルというとフレンチ・ブリタニースパニエルを指しますが、アメリカではアメリカン・ブリタニースパニエルのことを指します。1982年にアメリカでは、スパニエルの名称が削除され、「ブリタニー」という名前が正式名称となりました。 - 気をつけたい病気
- 股関節形成不全、てんかん
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