ブリュッセル・グリフォンBrussels Griffon
生まれた国:ベルギー
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:3~6kg メス:3~6kg
- 毛質
- 硬い針金状の長毛
- 毛色
- 赤みがかったブラウン
- 大きさ
- 体高
- オス:18~20cm メス:18~20cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- ブリュッセル・グリフォンは、とても感情豊かな性格。人のことが大好きで、家族のことをよく見ています。理解力もあり、愛情深い犬です。時折、注意深く頑固な面を見せることもあります。
遊ぶことが大好きな、ブリュッセル・グリフォン。遊びに夢中になって、いたずらに発展してしまうこともあります。そんなときは、しっかり叱ってダメなことが分かるようにしましょう。
ほかの人やペット、子供のことも好きで、仲良くすることができます。警戒心は持っていますが、基本的にとても人懐っこい犬なので、番犬には向いていません。 - 日常のお世話
- ブリュッセル・グリフォンは活発で、遊ぶことが大好きな犬。小型犬なので、運動量はそこまで多く必要としません。1回20~30分程度の散歩を、1日1~2回行えば十分でしょう。室内でも、おもちゃを使って遊んであげてください。
被毛は長めですが、シングルコートなので抜け毛はあまり多くありません。しかし、毛が細く絡まりやすいので、ブラッシングやコーミングを週に数回は行ってあげましょう。シャンプーは月に1回程度行ってあげてください。
シングルコートで下毛がないぶん、寒がりです。飼育は室内で行い、寒い季節は衣類で保温を行ってあげると良いでしょう。
陽気で明るい性格を持ったブリュッセル・グリフォン。頑固なところも持っているので、しつけはやや難しいかもしれません。やさしく、根気よく教えてあげましょう。
ブリュッセル・グリフォンは、基本的に落ち着いていて、フレンドリーな性格。ほかの犬と遊ぶことも大好きなので、社会性をつけさせるためにも、ほかの犬と積極的に遊ばせてあげると良いです。 - 歴史・起源
- ベルギー生まれとされている、ブリュッセル・グリフォン。名前の「グリフォン」は、とがったものや細長いものを意味するフランス語で、その粗い被毛のことを表しています。 1883年に犬種としてベルギー・ケンネル・クラブに公認され、イギリスやアメリカに輸入されたのは1880年代中期頃です。
どのように誕生したのかははっきりとわかっていませんが、もっとも古いブリュッセル・グリフォンに関する記録は、15世紀に描かれた絵画の中。「グリフォン」という名前が付くベルギー土着の犬や、アーフェンピンシャーが基礎となったのではないかと考えられています。
ブリュッセル・グリフォンはもともと、ネズミ退治で活躍していた犬。一般家庭で広く飼われていましたが、その小さく愛らしい姿や明るい性格から、徐々に上流階級でもかわいがられるようになりました。
その後19世紀になると、ブリュッセル・グリフォンの魅力をさらに高めるため、当時人気だった短吻種と交配させて潰れた鼻にしようと試みることになりました。パグやヨークシャーテリア、キャバリアとの交配が行われた結果、ブリュッセル・グリフォンはネズミ捕りの能力が落ちてしまいました。また、パグとの交配によって短毛の個体が、ヨークシャーテリアとの交配によって毛色の黒い個体が生まれるようになりました。
こうした毛色や毛質が違う犬たちには別の名前が与えられるようになり、短毛の犬は「プチ・ブラバンソン」、黒い毛の犬は「ベルジアングリフォン」とされました。ベルギーではこのように、すべて別の犬種として扱い、国際畜犬連盟であるFCIもこの考え方に準じています。しかし、すべて同じ犬種として扱う国や、短毛のブラバンソンと長毛のグリフォンを分けて2犬種としている国もあります。日本では、FCIに合わせて3種類としています。 - 気をつけたい病気
- 膝蓋骨脱臼、二重睫毛
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