ブルドッグBulldog
生まれた国:イギリス
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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:22~25kg メス:18~22kg
- 毛質
- 短く硬い毛
- 毛色
- ホワイト&レッド、ホワイト&フォーン、ホワイト&ブリンドル
- 大きさ
- 体高
- オス:33~41cm メス:33~41cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- 温和でやさしく、落ち着いた性格をしたブルドッグ。飼い主に対しては服従心が強く、何事にも動じない強い精神力と頑固さも持っています。その一方で、陽気でフレンドリーなところもあるので、子どもやほかの動物とも仲良くすることができます。知らない人に対してそこまで愛想よく振る舞うことはありませんが、警戒心が少ないので、番犬にはあまり向いていない犬です。
- 日常のお世話
- あまり走ったりすることのないブルドッグですが、最低限の運動は必要です。体重管理のためにも、毎日30分~1時間程度の散歩を行うようにしましょう。暑さにはとても弱いので、散歩は朝夕の涼しい時間に行うようにしてください。室温管理には注意しましょう。エアコンがない部屋での飼育は、特に関東から南の地域では難しいかもしれません。ブルドッグの被毛は短毛なので、手入れは楽です。タオルなどで全身を拭く程度で良いでしょう。たるんだ皮膚の間には汚れが溜まりやすいです。シワの間など、こまめに拭き取ってあげてください。頑固な性格をしているので、しつけはやや入りにくいです。根気強くしつけるようにしましょう。また、食べ物に対しての独占欲は強いので、食べ物が目の前にあると、ほかの犬などに対して攻撃的になってしまいます。まわりに犬などがいる環境では、食べ物を与えないようにしたほうが良いでしょう。
- 歴史・起源
- イギリスの国犬であるブルドッグは、闘犬として古くから歴史を持つ犬です。チベタン・マスティフが祖先犬であると言われていますが、その起源は定かではありません。12世紀から19世紀前半頃まで、ブル・ベイティングというオス牛と犬の格闘技に使われる犬として繁殖されてきました。
17世紀頃にはブルドッグが存在していたことが認められており、18世紀頃に描かれた絵画の中にも登場しています。しかし、この頃のブルドッグは現在の姿と違って短足ではなく、たるんだ皮膚やアンダーバイトもありませんでした。19世紀頃にブル・ベイティングが一般市民にも楽しまれるようになると、選択交配が進められて、今のブルドッグに近い姿になっていきました。
1935年になると、動物愛護の観点からブル・ベイティングは廃止され、一時は繁殖が行われなくなって絶滅が心配されるほどになってしまいました。愛好家たちが闘犬としての性質を排除する方向で繁殖を進め、この危機を脱したのです。
攻撃性などの性質が排除されると、怖そうな見た目に反したやさしい性格で、家庭犬として人気となったブルドッグ。
そのユニークな姿が強調される形での改良がさらに進められて、現在のブルドッグとほぼ同じ姿になりました。
その後、ブルドッグはイギリスの国犬となり、ブルテリアやフレンチ・ブルドッグなどの犬種の作出にも使われていきました。
イギリスの海軍でマスコットとなっているほか、アメリカのニューヨークではレスキューのシンボルマークとして、ブルドッグが採用されています。 - 気をつけたい病気
- 第三眼瞼腺逸脱、乾性角膜炎、睫毛疾患、骨軟骨異形成、短頭種症候群、幽門疾患、脊椎の奇形、尿石症
我が家のブルドッグ情報
我が家のブルちゃんは外に出るのは好きだけど、散歩が嫌いで玄関から先には行こうとしません。ですが、優しい性格で他のワンちゃんがじゃれてきてもドンっと構えて吠えたりしません!家でも吠えないので声を聞くのはレア中のレアです!
※投稿にはお時間がかかります。あらかじめご了承下さい。
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