ボロニーズBolognese
生まれた国:イタリア

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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:2.5~4.0kg メス:2.5~4.0kg
- 毛質
- 柔らかな長毛
- 毛色
- ピュアホワイト
- 大きさ
- 体高
- オス:25~28cm メス:27~30cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- ボロニーズは、明るく従順で、素直な性格。人懐っこく、攻撃的になることはほとんどありません。社交性も高いので、ほかのペットや人にも愛想良く接することができます。しかし、室内でばかり過ごしていると、社会性が育たずに、攻撃性が増したり、臆病になって吠え癖がついたりすることもあります。基本的には大変飼いやすい性格で、飼い主のそばで静かに過ごすことが好きな犬です。
- 日常のお世話
- ボロニーズは、もともと愛玩犬として人のそばで過ごすことを目的に作出された犬なので、屋外での飼育には向きません。激しい運動も必要ありませんが、気分転換や社会性を育てることを兼ねて、子犬のうちから散歩に連れて行くようにしましょう。1回20~30分程度のものを、1日1~2回くらいで大丈夫です。
遊ぶことも好きなので、広い室内でボール遊びなどをするのもいいでしょう。人にかまわれることが好きなので、遊んであげると喜びます。
巻き毛の長毛を持ったボロニーズですが、シングルコートなので抜け毛は少ないです。毛の伸び方にはそれぞれ差がありますが、ブラッシングやコーミングはできるだけ毎日行ったほうが良いでしょう。下毛がないぶん、寒さは苦手です。室温の管理をきちんと行い、寒い季節は衣類などを着せてあげましょう。
賢さとしては普通程度ですが、飼い主の言うことを理解しようとする犬ですので、しつけにはそこまで手がかからないでしょう。 - 歴史・起源
- 真っ白な被毛が特徴のボロニーズ。その歴史はまだはっきりしない部分もありますが、マルチーズやビションフリーゼなどと祖先は同じで、11世紀頃には存在していたと考えられています。イタリア・ボローニャ地方で作出と改良が行われたと言われていることから、ボロニーズと名付けられました。
ボロニーズは、貴族たちのペットとして愛され、贈り物として献上されることも多かったようです。イタリアのサボイ王朝ウンベルト王からベルギーのホセ王女へ贈られたり、イタリアのメディチ公から王室への贈り物とされたりしていたそうです。
ほかにも、オーストリアの女帝であったマリア・テレジア、ロシアのエカテリーナ王妃など、本当に多くの王侯貴族から愛された犬でした。ティツィアーノやゴヤ、ブリューゲルといった画家たちの絵の中にも、ボロニーズたちは存在しています。
その後、中世から近代までの時代には、市民革命によって貴族たちの地位が下がると同時に、愛玩犬の人気も衰えてしまいました。それによってボロニーズの数も少なくなってしまいましたが、貴族たちに大切に飼われ続けたため、ほかの純血種の犬たちのように、戦争によって存続の危機に見舞われることはありませんでした。
戦後、イタリア人繁殖家の活躍によってボロニーズは数を増やし、一般市民にも手が届くようになりました。1980年代後半になると、イギリスやアメリカといった海外への輸出も始まり、ドッグショーにも出展されています。
ボロニーズを手がける繁殖家はその後も増えましたが、これまで流行犬種になることもなく、原産国であるイタリア以外ではとても少ない個体数で安定しています。 - 気をつけたい病気
- 関節疾患、皮膚疾患
我が家のボロニーズ情報
ボロニーズの♀の子待ってます
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