甲斐犬Kai Inu
生まれた国:日本

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ワンちゃんの個性
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特徴
- 体重
- オス:12~18kg メス:12~18kg
- 毛質
- 硬めの直毛
- 毛色
- 黒虎、赤虎、虎
- 大きさ
- 体高
- オス:43~56cm メス:43~56cm
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ワンちゃんの適性
- 性格
- 甲斐犬は、勇敢で冷静な性格。猟犬らしく飼い主に忠実で、他人に対しては警戒心が強いです。他の動物に対しても警戒心を見せますが、信頼している飼い主には甘えん坊な面も見せることがあります。まだ現役の猟犬として働いている個体もいるため、気性の強い性格も繁殖の大事なポイントとなっています。
- 日常のお世話
- 猟犬として活発に走り回っていた甲斐犬は、かなりの運動量が必要な犬種です。十分な散歩や運動をさせてあげるようにしましょう。脚力が強く、高い壁もよじ登って越えてしまいます。運動させる場合は、2メートル以上の高めの柵を準備した方が良いでしょう。また、ほかの犬との相性はあまり良くないことが多いので、ドッグランなどはトラブルにならないよう注意が必要です。
気性が強い甲斐犬は、生涯でたった1人の主人に仕えようとする犬です。長くともに暮らした飼い主のもとを離れて、他人のところへ譲渡する場合、新しい飼い主になれるのが難しいことが多いです。飼う場合はまず、飼い主の年齢や飼育経験、自身の体力などを検討しておくようにしてください。また、ただかわいがるだけでは信頼関係は築きにくいです。規律ある生活をしながら、毎日訓練を行って、信頼関係を作っていきましょう。
甲斐犬の被毛はダブルコートの短毛。手入れはそこまで必要としません。毎日短時間のブラッシングを行う程度で良いでしょう。 - 歴史・起源
- 甲斐犬は、現在の山梨県・南アルプスを中心とした地方にあたる、甲斐地方で活躍していた犬。自然繁殖と、猟犬としての性質を求めた選択交配を重ねて、長い年月をかけて現在の形になりました。集団性が強く、ほかの犬種を近づけなかったこと、山岳地方の狭い地域で繁殖されていたことから、純血化したのではないかと考えられています。
日本土着の犬としてとても古い歴史を持つ甲斐犬ですが、その起源ははっきりしていません。一説では、北方のスピッツに属する犬ではないかと言われています。成長するにしたがって虎のような毛色になることから、「甲斐虎」とも呼ばれている犬です。1934年、秋田犬に次いで2番目に、国の天然記念物として指定を受けました。
甲斐犬には、2種類のタイプがあります。1つはずんぐりとした体型のイノシシ型で、もう1つはすっきりとした四肢の鹿型です。この2種類のタイプに加えて、被毛や体高、体格などにこだわりを持つ繁殖家が多いため、ジャパンケンネルクラブのほか、日本犬保存会や甲斐犬愛護会などの団体で血統書が発行されており、それぞれでスタンダードが若干異なります。
秋田犬や柴犬などは海外で人気がありますが、甲斐犬は近年に至るまで、あまり海外には輸出されませんでした。その気性の強さが家庭犬には向かないということ、またアメリカやヨーロッパで愛玩犬として繁殖されてしまうことを心配して、輸出に積極的ではなかったようです。このため、海外での犬種としての登録は、アメリカンケンネルクラブなど一部のみ。しかし、今でも猟が行われているヨーロッパでは繁殖がされるようになり、犬種登録が少しずつ進んでいます。愛玩犬化していない、猟犬らしい犬を好む人々の間で、少しずつ人気が高まりつつあるようです。 - 気をつけたい病気
- アレルギー
我が家の甲斐犬情報
我が家の甲斐犬は、細身で茶虎、とても表情も豊かで甘えん坊で可愛いです。珍しいと言われますが、他の犬やよその方にも尻尾を振って寄っていきます。犬も人も大好きで吠えられても吠えた事がありません。血統書にひいおじいさんの代まで記載あり保護犬種として大切に育てたいです。
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