オリエンタルショートヘアーOriental Shorthair
生まれた国:イギリス
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ネコちゃんの個性
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特徴
- 体重
- 3~5kg
- 毛質
- 細くて短い短毛種
- 毛色
- ポインテッド以外のあらゆるカラーが公認されており、毛色とパターンの数は280を超えると言われる。
- 目色
- サファイアブルー以外
- 性格
- シャムの血を引き継ぐオリエンタルショートヘア。犬のような猫と言われるシャム以上に、甘えん坊で人懐っこい性格です。ときどき神経質な子もいますが、多くのオリエンタルショートヘアは、人にかまってもらうのが好き。鳴いて飼い主に話しかけようとしたり、何かをしているとき間に割り込んできたり、体の上に乗ってきたりします。そんな甘えん坊のオリエンタルショートヘアですが、子どもやほかのペットとも仲良くすることができ、人見知りもあまりないので、初めて会う人でもしばらく一緒にいると、慣れて甘えるようになります。活発で運動能力が高く、遊ぶことが好きなオリエンタルショートヘア。一緒に遊ぶことで、良いコミュニケーションを取ることができます。
- 日常のお世話
- 細身な体型をしているオリエンタルショートヘアですが、活発で動くことだ好きな猫です。広々と自由に動き回れるような環境づくりを心がけるようにしましょう。オリエンタルショートヘアの被毛は短いので、お手入れは手間がかかりません。定期的にブラッシングやコーミングを行ってあげるようにしましょう。シャンプーはできれば、毎月行うことがおすすめです。小さい頃から水に濡れることに慣れさせておくようにしましょう。オリエンタルショートヘアは、飼い主や家族をよく見ています。賢い猫なので、しつけにはあまり困りません。しかし、甘えん坊なところがあるので、1人でいるとストレスをためてしまうことがあります。留守番の機会が多い家庭では、多頭飼いや、ほかのペットとの生活を検討すると良いでしょう。
- 歴史・起源
- オリエンタルショートヘアは、1950年に、イギリスでシャム猫をもとに交配して生まれた猫種。その目的は、白い被毛で青い瞳のシャム猫を作ること。この交配から生まれていった子孫たちの中には、白以外にもさまざまな毛色を持った猫たちがいました。オリエンタルショートヘアのもととなっているシャムは、第二次大戦後までに個体数が激減。この頃から、残っている純血の猫を使ってさまざまな異種交配が行われ、新しい猫種が誕生しています。シャムとほかの猫との異種交配は、良い血統を回復させて遺伝子を多様化することや、ポイントを持たないタイプを作り出すことを目的に行われました。この中で、ブリティッシュショートヘアやロシアンブルー、アビシニアンなどが交配相手となりましたが、その特徴はあまり出ませんでした。しかし、数世代経たのち、ポイントを持たないこと以外ではシャムそっくりな子猫が生まれました。この子猫たちがオリエンタルショートヘアの元祖で、当時はシャムと区別するためにフォーリンショートヘアと名前で呼ばれていたようです。生まれた子猫たちの中で、シャムの毛色以外は、ホワイト、チョコレート、タビーなど毛色によって分類され、それぞれ繁殖が続けられました。フォーリンショートヘアと呼ばれていた、ポイントのないシャムそっくりな毛色を持った子猫たちは、オリエンタルショートヘアという名前で分類されることとなりました。オリエンタルショートヘアには、ロングヘアタイプの猫が生まれることがあります。以前はロングヘアタイプは排除されていましたが、近年では、オリエンタルショートヘアの長毛タイプとして認めている血統管理団体が増えています。しかし、ポイントを持つオリエンタルショートヘアについては認めない、あるいはシャムとして登録し直すという団体が多いです。
- 気をつけたい病気
- 大洞弁狭窄などの心臓病、腎不全の原因となるアミロイド症、糖尿病、知覚過敏症、巨大食道症、リンパ腫、皮膚疾患、尿路疾患
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