ネコちゃん図鑑

シャムSiamese
生まれた国:タイタイ
  • シャム
  • ネコちゃんの個性

    シャム

  • 特徴

    体重
    3~6kg
    毛質
    下毛が少ない短毛種。すきまなく生え、つやがある。
    毛色
    オフホワイトの毛色にシール、ブルー、フロスト、チョコレートが基本4色のポイント。レッドやトーティもある。白い毛色は認められていない。
    目色
    サファイヤブルー
性格
スタイリッシュで美しい見た目から、猫の女王とも呼ばれているシャム。すました性格をしているように見えますが、実際はとても甘えん坊なところもあります。よく人になつき、常に飼い主のそばに寄ってきます。しかし、かまってほしくないときはツンとした態度をとることもあり、猫らしい性格も持っています。気位が高く、自己中心的なところもあって、性格に二面性が強く現れるのが特徴です。飼い主に向ける愛情はとても強く、気を引こうとする自己顕示欲の強さもあります。とても賢く感受性が豊かで、その繊細さが行動に表れてしまうようです。選択交配を重ねたモダンスタイルのシャムは、性格も落ち着いていると言われますが、実際にはあまり変わりなく、個体差があるようです。
日常のお世話
シャムの被毛は下毛が少なく、抜け毛もあまりないので、お手入れは簡単です。被毛の美しさを保つためには、2日に1回はブラッシングをすると良いでしょう。シャンプーは抜け毛の季節に行なう程度でよいですが、可能であれば月に1回は入れてあげてください。あたたかくした濡れタオルで拭くのもよいでしょう。また、時間があれば、毛艶を保つためにも毎日両手でマッサージしてあげるのもおすすめです。仔猫の時期から中年齢くらいまでは、とても活発でよく動きまわります。走ることもハンティングも、高い所に上るのも大好きです。キャットタワーを設置して、自由に遊びまわれるようにしてあげましょう。登れる高い所がないと、カーテンに爪をかけてカーテンレールに駆けのぼってしまったり、降りられなくなって騒いだりするといったこともあるようです。シャムは賢い猫なので、しつけると犬のようにリードをつけて散歩をしたり、ボールを投げると取って来たり、名前を呼ぶとこちらへ来たりということができます。しかし気まぐれなところもあるので、気分が乗らなければ言うことを聞かないことも。もともと持っている繊細さから来るわがままですので、しつけは根気よく行いましょう。しかし、機嫌を取りすぎても良くありません。ときには素っ気なくしてみると、向こうから寄ってくることもあります。ほかのペットや猫とも基本的にはうまく生活できますが、シャムは自分を1番に見て欲しい猫です。声が太く大きいのもシャムの特徴。個体差はありますが、発情期のオスはよく鳴き、うるさいと感じるくらいのこともあります。そのような場合は、早めに去勢手術を検討したほうが良いかもしれません。温暖地域出身の猫ですので、冬の寒さは苦手です。冬の室温調整には注意しましょう。
歴史・起源
シャムはとても歴史のある古い猫。18世紀のタイで記された、「Tamra Maew」という詩集があります。これは、紀元1300年頃までにさかのぼって存在したとされる、23種類の猫たちの詩を集めたもの。23頭のうち、幸運をもたらす17頭と、不幸を招く6頭について描写されていたそうです。このうち今でも存在するのは、シャムとコラットやバーミーズの原種など全部で5頭のみ。他の猫は絶滅しているようです。日本ではシャムという名前で呼ばれていますが、そう呼んでいるのは日本だけ。海外ではサイアミーズと呼ばれています。タイの古い国名から、シャムという名前で呼ばれるようになりました。シャムがタイから欧米に紹介されたのは、1878年頃。タイの首都であるバンコクに赴任していたアメリカ領事から、当時のアメリカ大統領だったヘイズに贈られた猫が最初とされています。その後、1884年にはバンコクに赴任していたイギリスの役人が、タイ王室よりシャムを寄贈され、母国へ帰国する際にその猫を連れて帰っています。翌年、その猫をイギリスのビクトリア女王がキャットショーに出展。濃いポイントとサファイヤブルーの透き通った瞳という魅力的な姿は大変な人気となりました。それから、シャムの繁殖が行われ、カラーバリエーションも多彩になり、体型もより細身に変化していきました。第一次・第二次世界大戦の時代には、シャムは個体数が激減し絶滅の危機に。すでに世界中に広まっていたものの、ペルシャなど他の猫に人気が移っていたことも、個体数の減少の一因だったようです。戦後になって、個体数が減ったシャムを増やすために、交雑が行われました。このときにシャムは大きく分けて2つのタイプになりました。細身な容姿がより強調されるようになり、このタイプのシャムはモダンスタイルと呼ばれています。反対に、交雑前のやや丸い姿に近いものは、トラッドスタイルまたはオールドスタイルと呼ばれています。モダンスタイルの方が好まれる傾向にありましたが、これに繁殖家たちが危機を感じて、1980年頃からトラッドスタイルのシャムの育種も続けられるようになりました。彼らの熱意によって、トラッドスタイルのシャムは「タイ」という新しい名前がつき、2009年にTICAに登録されています。世界各国で人気のあるシャム。日本に初めて輸入されたのは明治の中頃のことで、100年以上も愛されてきました。純潔種の中でも代表的な猫として知られ、日本でも愛好家が多い猫種です。
気をつけたい病気
内斜視、ぜんそく、糖尿病、皮膚疾患

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