シーズーShih Tzu
生まれた国:中国(チベット地方)

-
ワンちゃんの個性
-
特徴
- 体重
- オス:6~8kg メス:6~8kg
- 毛質
- 毛量の豊富なダブルコート
- 毛色
- さまざまなバリエーションあり
- 大きさ
- 体高
- オス:23~27cm メス:23~27cm
-
ワンちゃんの適性
- 性格
- シーズーは穏やかで優しく、落ち着いた性格。愛情深く、ほかの人や犬にも友好的に接することができ、子どもともうまく付き合うことができる犬です。飼い主のことをよく見ていて、気遣いをしながら隣に寄り添ってくれる、とても思慮深い面も持っています。こういったところから、セラピー犬として活躍している子もいます。
落ち着きがある一方で、陽気で活発なところもあるシーズー。元気いっぱいに遊ぶ姿も見ることができます。ややプライドの高い面も持ち合わせていますので、かまってあげないと怒り出すことも。しっかりとコミュニケーションをとって、しつけを行っていく必要があります。 - 日常のお世話
- シーズーの特徴は、その美しい被毛。長毛のダブルコートである被毛の美しさを保つためには、少なくとも1日に1回はブラッシングを行いましょう。抜け毛は少ないとされていますが、下毛が特に厚くなっています。毛が皮膚に長くとどまると、絡みやすく、また汚れやすくなってしまいますので、こまめに手入れをしてあげてください。
この厚い下毛は、夏の気候には向きません。必要に応じて、サマーカットをしてあげても良いでしょう。また、シーズーは涙やけをすることが多いです。顔まわりの毛をバンドやピンなどで止めたり、1日に数回拭いてあげたりするようにしてください。耳まわりのチェックも週に1回くらいは行うようにしましょう。
小型犬のシーズーですが、比較的しっかりとした体をしています。運動をしないと太りやすくなってしまうので、1日20?30分くらいは散歩をすると良いでしょう。おもちゃなどを使って、室内運動の時間も取ってあげてください。
人懐っこく聞き分けの良いシーズーですが、プライドが高く、頑固なところもあります。トレーニングを行うときは、叱り方に注意するようにしましょう。 - 歴史・起源
- 中国語で「獅子」という意味を持つシーズー。このシーズーは、ペキニーズとラサアプソを交配して生まれた犬だとされています。
ペキニーズは、8世紀ごろにチベットから中国王宮に贈られたチベタン・スパニエルを繁殖し、固定した犬。ラサアプソも、同じくチベットから16世紀頃に贈られた犬です。19世紀ごろ、この2種を交配し、シーズーが生まれ固定化されたという流れになっています。
チベットから中国王宮に贈られた犬たちは、神仏から与えられた力の象徴として、王宮でとても大事にされていました。繁殖するときにも、ほかの犬とは一切混血することなく、長い時間をかけて固定化されてきました。しかし、その流れは戦争によって一旦断たれてしまいます。
19世紀後半に起こった第二次阿片戦争のとき、中国王宮にいた犬たちは、イギリス・フランス軍によって殺されたり、略奪されたりしてしまいました。このときに生き残ってイギリスにわたった犬たちは、犬が好きだったイギリス王室で一部保護されたと言われています。
また、阿片戦争以前には、中国からイギリスの貴族に対してシーズーなどの犬たちが贈られていました。イギリスでは、王室にとどまることなく、家庭犬として少しずつ広まっていたとされています。こういった流れで生き残っていた犬たちをもとに、シーズーは再び繁殖されることになりました。
一時はペキニーズやラサアプソと混同されていたシーズーですが、1920~30年頃にやっと、それぞれの犬種で分類して繁殖されることになりました。1935年には、イギリスでシーズークラブを設立。ようやく、犬種として公認されました。
アメリカで犬種として登録されたのは、1969年。日本に入ってきたのは、1963年頃と言われています。この頃から、シーズーの人気は急速に高まっていきました。ややプライドは高いですが、社交的で愛情深く、頭がいいシーズー。しつけもしやすいので、日本だけでなく世界各国で人気がある犬種です。 - 気をつけたい病気
- 色素性角膜炎、血小板減少症、免疫介在性溶血性貧血、軟口蓋過長症、短頭種症候群、流涙症、腎異形成、家族性腎疾患、尿石症、緑内障、白内障、表皮膿腫、脂漏性皮膚炎
我が家のシーズー情報
うちのらんちゃんは家庭で飼うには最高の犬です。らんちゃんはお母さんのお腹にいる時に怒るという感情を置いてきたんでしょうね。
※投稿にはお時間がかかります。あらかじめご了承下さい。
我が家のワンちゃん・ネコちゃんの情報を投稿する