オシキャットOcicat
生まれた国:アメリカ
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ネコちゃんの個性
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特徴
- 体重
- 5~8kg
- 毛質
- 短毛種で、毛は細くつやがある。
- 毛色
- 代表的なのは、ブラウンスポットがあるタウニー。そのほか、シルバー、ブルー、チョコレートなど全部で12種類。
- 目色
- グリーン、ヘーゼル、イエローなど
- 性格
- おだやかで人懐っこい性格ですが、やや臆病で、警戒心が強いところもあります。知らない人がいる場所や騒がしい場所、環境の変化が苦手。人に慣れるまでは少し時間がかかるので、ゆっくりと時間をかけて向き合うようにすると良いでしょう。人や環境に慣れることができれば、飼い主には忠誠的になり、甘えん坊な面も見せるようになります。
- 日常のお世話
- 「犬のような性格や知性の猫」と呼ばれる種類はいくつかありますが、オシキャットもそのひとつです。オシキャットは、犬のような性格を持った猫です。ほかの種類の猫に比べてオシキャットはしつけがしやすいのが特徴。名前を呼べばこちらへ来たり、ボールを投げれば取って来たり。お座りをすることができたり、ハーネスやリードを使って散歩ができることもあるので、犬を飼うのと似た生活をすることができます。活発で遊びまわるのが好きなオシキャット。室内は、キャットタワーなど置いて、のびのびと遊ぶことができるような工夫をすると良いでしょう。高いところが好きなので、高さを意識した部屋作りをするとなお良いです。やや大きめの体をしているので、キャットタワーなどは安定したものを選ぶようにしてください。また、オシキャットは甘えん坊で寂しがり屋。穏やかでおとなしい性格なので、留守番はできますが、できるだけ1人にしないほうが良いでしょう。臆病で警戒心が強いところがあるため、合わない猫と一緒にいると、ストレスになってしまうことも考えられます。留守がちになってしまうのであれば、相性の良い猫を探して多頭飼いをするか、穏やかな性格の面倒見がいい犬と一緒に飼うようにすると良いかもしれません。抜け毛はそこまで多くありませんが、季節の変わり目には抜けることがあります。毛の手入れはこまめに行ってあげるようにしてください。
- 歴史・起源
- オシキャットの名前は、アメリカ大陸の中央部に住むと言われる、まだらで美しい被毛を持ったヤマネコ「オセロット」と、「交配によって生まれた」という意味を持つ「アクシキャット」に由来していると言われています。しかし、ヤマネコとはまったく交雑されていません。オシキャットが生まれたのは、1966年、アメリカ・ミシガン州。バージニア・ダリーという繁殖家の女性が交雑をして作った猫です。アビシニアンの毛色と、シャム猫のポイントを持った猫を作ろうと考えたのが、交雑に至ったきっかけとなっています。ダリーが行った交雑の1代目の子猫たちはみんな、アビシニアンの毛色。この子猫たちを交雑して作り出した、次の世代の子猫たちの中に、ダリーが求めていたポイントのあるアビシニアンがようやく生まれました。しかし、それ以外に変わった毛の模様のパターンを持つ子猫もいました。この子猫の毛の特徴を作り出そうと交雑を繰り返し、アメリカンショートヘアとも交配をした結果生まれたのが、オシキャットなのです。こうした経緯で生まれたオシキャット。1966年にCFAに新しい猫の種類として登録申請を行いましたが、ここでは受理されませんでした。それからダリー以外の繁殖家がずっと繁殖を続けた結果、1978年にようやく登録されました。その後はヨーロッパにも輸出され、ドイツやイギリスなど他国でも繁殖が行われるようになりました。スポットのある美しい被毛と、穏やかで人懐っこい性格で、世界中から愛されている猫です。
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